今回の演奏会の曲目の中に「奈良の四季」という曲がありました。
作曲者 宮城道雄・作詞者 会津八一です。 宮城道雄といえばお正月よくBGMで流れる「春の海」の作曲者です。 会津八一は明治14年新潟市に生まれ早稲田大学を卒業しその後同校の名誉教授となった人で、東洋美術学者であるとともに書家、歌人としても活躍した人です。 その会津八一の歌集「鹿鳴集」から、春・夏・秋・冬の詩を4首つづって筝曲「奈良の四季」の歌詞となっています。 今の季節は秋なので秋の部に寄せられた一首を~ 「斑鳩の 里の乙女は 夜もすがら 絹機織れり 秋近みかも」 これだけでは会津八一のよさは出てきませんが、叙情あふれる格調高い歌を歌っています。 早稲田大学と新潟市にはそれぞれ記念館があるので機会があれば訪れてみたいと思っております。 で・・・・・なんでワザワザ、ブログにこんなことを書くのかって・・・・ これは、お勉強のため来週の土曜日に尺八の先生と一対一合奏するのです~ で、いまさらながらに再度、歌詞や曲の背景をお勉強しているのです。 この叙情あふれる万葉の世界~・・道産子はなこっちに表現できるかしら? 全然関係関係ないけど~ 今時期の北海道の青空です~
by christy-03
| 2006-10-07 00:56
| お稽古日記
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